OLVIDARTE

バレンタインチョコ バレンタイン企画

クリスマスと並んで、御菓子屋の儲かる国民行事、バレンタインが終わりましたね。
風炎オヤジは甘党ですので、ギリでも何でも、頂きますと嬉しいだす!

当店もアヤカッテ、
鉢植えのアイビーを売り付けようと、画策しましたが・・・ チト、売れ残りますた。

この風貌で、愛をのたまうとは、似合わん!
水を与えながら・・・ 真実の愛が、シツコスギタと・・・ チト、反省しております!

アイビーは強い植物ですが、水のやり過ぎと過保護は、禁物であります。


話は変わって・・・ 風炎オヤジは、音楽好きですが、何でも好きという事ではなく、ブチ偏っております!

音楽は
感性の世界ですから、難しく考えますと、いくらでも難しくなりますし・・・
簡単に考えますと、好きか嫌いか・・・ ただそれだけ・・・


ワシの拙い音楽用語では、多くを語ると、意味不明になってしまうのですが、
ま〜大雑把に言いますと、カンツォーネ・シャンソン・ジプシー・タンゴ・ファド・フォルクローレ・・・
さらに大雑把に言いますと、
ラテン系を好むという事になるのでしょうか?

現代では、世界中の音楽が氾濫して、クロスオーバーしておりますので、
ジャンルを分ける事すら、ナンセンスなのかもしれません・・・


工房のCDプレーヤーは、朝から晩まで、一日中よく働いておりますし、スピーカーもデカイ!
田舎のことで、隣近所が離れておりますので、大音量だす!

風炎オヤジよりも、働き者で御座います。

音楽を楽しむ時間だけは、結構、恵まれておりますが・・・ 風炎カ〜サンは、
大変迷惑しております。


スペイン語圏の、男性歌手の歌をよく聴くのですが、ラ行の独特の
巻き舌に、シビれております。
スペイン語が理解できるのかといえば、さっぱり解らないのですが・・・

胃に堪えると申しましょうか・・・ 切ないと申しましょうか・・・ 儚いと申しましょうか・・・ 一言で言えば、シミル!


やはり、シミル歌の意味を、多少でも知りたい、
好奇心はありますので、
NHKのスペイン語講座を見たり、西和辞書もありますし、カセットテープ付の教科書も買いましたが・・・

成果は全然無し!


スペイン語の名詞には、何でもかんでも、♂♀があるらしいのですが・・・
さすがに、情熱的でエッチだなと・・・ 変なところに・・・ 妙に感心したり・・・


ある日、歌詞にヒエドラという言葉が、よく出てくる事に気づきました。
石らしいのですが・・・

そういえば、日本の歌には
季節という言葉を、よく耳にします。
四季がありますので、移ろいゆくもの、儚いものの、象徴かもしれません!

西洋は
の文化であり、東洋は木の文化であると、聞いた事がありますが・・・
ヒエドラは、普遍なる真実の、永遠なる愛の象徴かもしれんと、自問自答しております。


音楽とは不思議なもので、ある日突然、道標を授かる事がある・・・
昨年秋の某歌手のコンサートには行けませんでしたが、のち、魂が揺さぶられる、運命的な出会いがありました。


某歌手の場合、スペイン語での歌唱が、よくあるのですが・・・

モヤモヤと濃くて・・・ モヤモヤと儚く・・・ モヤモヤとシミル! 胃酸もシミル!

こうなりますと、工房のCDプレーヤーは、まる一日、SINGL・REPEATを繰り返します。


♪ OLVIDARTE ♪

題名は解れど、意味不明・・・ 音楽CD・WebShopでの検索や、ネット検索でも不明・・・
西和辞書で調べましたら、オリーブ畑がどうのこうの・・・

う〜ん! 解らん!

オリーブオイルはヘルシーで、こんなに濃いイメ〜ジではないし・・・
されど、サトウキビ畑とか麦畑とか、名曲もあるし・・・

昔の沖縄では、サトウキビ畑は、若い男女の
愛の園だったようだし・・・
ドリフの加トチャンも、麦畑で、イチャついていたらしいし・・・

オリーブ畑で、真実の愛を語って、
抱擁する歌なのであろうか?

う〜ん! 解ったような気がする!


某歌手のFANサイトの掲示板にて、御教授を仰ぎましたところ、
数時間後には、ある方から、次のような御答えを頂きました。


olvidarteはスペイン語です。 olvidarは動詞で「忘れる」の意。 teは「君を」という目的格になります。
英語では不定詞は、to+動詞ですが、スペイン語やイタリア語では、動詞そのものを使います。
olvidar+teでつまり「君を忘れること」という意味になります。

   OLVIDARTE SERA FACIL YA LO SE という出だしで始まっていますが、
「君を忘れることなんて簡単なことだろうさ。そんなこととっくに知っている」と強がっているわけですね。

ちなみに歌っている人は、PASION VEGAということです。

 余談になりますが、olvidarteをカタカナで表記する場合は、「オルビダルテ」が正しいのです。
何故なら、現代スペイン語では、Vの音が失われてしまっているから。
Fの音は残っているのに、Vで表記される音はBに変化してしまったのですね。
地方には古い発音が残っているので、方言としてVの音が残っているところもあるそうですが。


まあ〜その〜 風炎オヤジは、己の偏差値の低さを、痛感いたしました!

ここ最近のバレンタイン事情を、見るに付け、真実の愛について、想い巡らせておりましたが・・・
この言葉の深さは、いったい何なんでしょうか・・・


さすが
情熱の国、スペインですのう! さらに最後には・・・

「君を忘れることなんて簡単なことだろうさ。自分が生まれてきた事を忘れてしまえばいい。」


う〜ん! う〜ん! う〜ん!

恐るべし! 何ともスルドイ台詞だす! こんな
告白されましたなら、イチコロでがんす!

もっと早く、この台詞をマスターしておりましたら、ワシの人生も変わっていたかもしれまへん!


人生において、失恋とは、実に味わい深いものだす!
いくら努力しても、頑張っても、どうにもならない事がある・・・ 身と心で痛感させられます。

ああ無常でがんす!


スペイン人が皆、こんなに濃い恋愛感情をもつのであれば、
自殺も多いでしょうが・・・
フラメンコと闘牛で、全てを忘れ・・・ 全てを脱ぎ捨て・・・ 燃えるにまかせて・・・ 復活するのかもしれまへん!


バレンタイン前日に、チョコクッキーを焼きまくり、あちこちバラ蒔いた、風炎キッズたちも、
いつの日か、失恋
を経験して、痛手を乗り越えて、愛の深さを知る時が来るのでしょう。

そして旅立つ時がくるのでしょうが・・・
娘を見送る父親の想いは、ある意味、失恋に近いものかもしれまへん!


某歌手は、たくさんの
愛の歌を、歌い続けておられます。

「君に涙とほほえみを」 「そよ風を君にあげよう」 「愛の園」 「愛は不死鳥」 「愛の詩を今あなたに」 「たしかな愛」
「愛は限りなく」 「この胸のときめきを」 「愛よ飛べ」 「めぐり逢い紡いで」 「開けてみれば愛」 「君は薔薇より美しい」

美しい言葉ですが、OLVIDARTEの前では、妙に、軽くなってしまいました。


この
表現手法には、チト、ショックを受けておりますので、この独り言の表現も、今後、変ってゆくのかもしれまへん!

う〜ん!

「オヤジの独り言を読むなんて簡単なことだろうさ。ボケてしまえばいい。

イマイチか・・・ う〜ん!

「陶芸家で飯を食うなんて簡単なことだろうさ。借金を忘れてしまえばいい。」

イマイチか・・・ う〜ん! シミル・・・


PS

今年のバレンタインも一応、キッズとカ〜サンから、
愛のチョコレートを、三個も頂きました。
されど、町内最大手のスーパーのワゴンセールのものですので、高級品ではありまへん!

カ〜サンからのは、高級トリュフ風でしたが、見かけだけで、チトマズイ! メーカーを調べますと、表示無し!

尋ねますと、包装紙の上にシールがあって、定価とそれらしい表示が、あったらしいのですが・・・
ギフトですから、当然のように、レジで剥がされたらしい・・・

頂きものなのですから、文句も言わず、ニンマリ喜ぶべきなのでしょうか?


キッズからのは、某二流メーカーのもので、それらしいラッピングなのですが、チト
上げ底・・・
開封して並べてみますと、量が少ない・・・ 値段を聞きますと、ま〜納得してしまうのですが・・・

もう一つは、可愛い子犬の小袋に、チョコとクッキーの詰め合わせ・・・
小袋は返せと、申されますた。

しかし、
只今増量中のアーモンドチョコボールのほうが、よほど美味しいし、同じ値段で6個も買える。


真実の愛に、想い巡らせながら・・・ チョコを舐めながら、パッケージを眺め回す・・・ ブコツなオヤジのブコツな愛!

そういえば・・・ キッズは男子生徒にも、チョコクッキーをやったらしい・・・ 結構、積極的なようで・・・

う〜ん!


「オヤジを喜ばすなんて簡単なことだろうさ。嫁入りを忘れてしまえばいい。」

うん! なかなか、スルドイ台詞じゃ!





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