パワフル・ゴーヤ

沖縄の赤瓦とシーサー 風炎ゴーヤ ゴーヤチャンプルー


沖縄で師匠の自宅の新築工事で、赤瓦屋根職人の仕事の手伝いを、させて頂きました。
モダンなスラブ打の家でしたが、デザインとし
古い赤瓦を用いておりました。

巨漢のオヤジは何故かしら、肉体労働雑業に、不思議と縁がありました。

こねた
漆喰の団子を、下から、屋根の上の職に、放り投げて渡すのですが、
職人仕事にはリズムがあって、合わせるのに大変で、重労働でした。

瓦を葺くというよりも、白い
漆喰コテコテに固めまくるのであります。


夏バテと重労働で、ヘベレケのオヤジに、
「これさえ食べれば、
夏バテなんて、ヘッチャラさー!」
と、職人さんから頂いたのが
ゴーヤでした。 別名、にがうり

その名のとおり、
ニ〜〜ガイのですが、食べると翌日、不思議にモリモリパワフルなのであります。
ナイチャー(本土の人)は食べれない人もいるらしいのですが、オヤジはハマリました。

広島に帰って、工房の裏に毎年植えております。

成長するのか不安でしたが、
ゴーヤ自体がパワフルで、荒れた地面にモリモリよくのびます!
ネットを張り、キュウリの様にツタが伸びます。 種が落ちて翌年も勝手に芽が出ます。

近所の方に食べ方を伝授したところ、
ゴーヤ・ファンモリモリ増えております!

風炎カーサン、お勧めレシピ。  ゴーヤチャンプルー。

ゴーヤ−をたて2つ割りにし、スプーンで中の種とわたを取り、水洗いして、薄切りにします。

豆腐を布巾に包んで重石をして水分をよくとり、固くしておきます。

フライパンにサラダ油を少々入れてよく熱し、
木綿豆腐を大きめに手でちぎって入れ、塩を軽くふります。

表面に焼き色がつくまで炒めたら、皿に取り出しておきます。

フライパンにサラダ油少々入れ、ベーコン、ゴーヤーを炒め、塩で調味して、
取り出しておいた豆腐をもどし、炒めあわせます。
とき卵を流しいれ、全体に混ざったら、

鍋肌からしょうゆを少々入れて
、香りをつけて仕上がりです。

材料4人前  ゴーヤー中1本、木綿豆腐1丁、 とき卵2個、ベーコン適量、
サラダ油大さじ3、塩適量、しょうゆ少量


ベーコンの変わりに茹でた豚三枚肉、シーチキン缶詰めを使ったり
何も無い時は、最後に鰹節で仕上げても、おいしいです。

ゴーヤーの苦味を和らげたいときは、数分、水にさらすといいです。
長い時間さらすと旨みが、なくなります。


沖縄アンマー、ゴーヤのうんちく。  (沖縄の方言で母をアンマー)

沖縄にはアバシリ、ゴーヤーがあり、苦味が少なく、太くて、ブツブツが大きく、 とてもおいしいです。
このゴーヤは今のところ、そちら(内地)のスーパー等で見かけないそうですね。

ゴーヤーチャンプルーは、沖縄では、おふくろの味で
各家庭で味付け、材料が微妙にちがいます。
手早く作るのがポイントで、炒め過ぎと、かき混ぜ過ぎは、苦くなり、色も悪くなります。


風炎オヤジ、お勧めレシピ。  ゴーヤの生喰い。

薄くスライスしたゴーヤを、水でさらし、削りぶしをかけ、ポン酢・土佐酢・醤油などで味付け
バリバリと喰う。  天ぷらでも、ほろ苦くおいしい。


屋根職人は仕事の最後の仕上げに、割れた瓦を利用して、漆喰で固めたシーサーを作ります。
それが何とも
ユーモラスで、ビー玉を目玉にしたのも見ました。
遊んでいるわな〜

風炎シーサーの板っぽいところは、この辺がヒントになっております。

PS

生喰いで、思い出しました! 自炊時代、牛肉を買って来て、「焼肉するぞ!」
火をつけると、
ガス切れ!

冷蔵庫も故障、仕方なく、タレをかけ・・・ パワフル!モリモリ!生き抜くオヤジでした。




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